加藤のコラム第7号
人気のビーズソファーを買ってしまいました
先日、「ヨ○ボー」という人気のビーズソファーを買いました。東京に住んでいる娘の家に「ヨ○ボー」があったのですが、「いいなあ、これ」と秘かに思い続けていて、とうとうその思いを抑えきれずに、某巨大ショッピングモールにある専門店に行って、一番大きいのを買ったのです。カラフルなシマシマ模様のカバーにしました(なないろの加藤だし、なないろっぽいのがいいと思いまして)。
オンボロの軽自動車を屋上の駐車場に停めていたので、自分の身長くらいある「ヨ○ボー」をまずはそこまで運ばなくてはならなかったのですが、たくさんのお客さんが歩いている中、「ヨ○ボー」を必死に運ぶオッサンがいたわけです。しかもとてもカラフルな「ヨ○ボー」。多くの人の注目を浴びながら移動しておりました。
5人から「あっ、ヨ○ボーだ」とつぶやく声が聞こえました。
そして、物言わぬ方々もかなり多くの方が「ヨ○ボー」を見ていました。
有名人が街を歩くとこんな気分を味わうんだろうなと思いました。でも、ボクの場合、「こんなオッサンがヨ○ボー?」「でっかいヨ○ボーが似合ってねえぞ」という人々の心の声が聞こえた気がしまして、有名人が味わう「憧れ的な感情から注目されるプラスの光景」というよりは、「妙なものを見ているという感情から注目されるマイナスの光景」だよなあと自覚しております。
というわけで、ボクの家には今、ほしくてたまらなかった「ヨ○ボー」があります。高確率で寝落ちにいざなってくれる「ヨ○ボー」ですが、1個しかないので、奥さんが使っていると、「早く他の場所に動け~」と念を送るしかありません。もう1個ほしい…。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔