加藤のコラム第13号
除雪ロボットって商品化できないの?
地球温暖化が叫ばれてからかなりの年月が経っておりますが、札幌では雪が減った実感もないので、温暖化って何だろうと素人は思ってしまいます。ある人の話では、温暖化で寒さや雪の旬が早まっているのではないかとのことでしたけれど、確かにそうかもなとも思います。ということは春の訪れも早くなるわけで、そのうちバレンタインデーが桜の見どころなんて時代が来るかもしれません。まあ、そのあたりの研究は学者さんたちにお任せするとして、雪が降ったら除雪しないとならないのが北国に住む者の宿命であることに変わりはないわけです。先日の大雪のときには、北海道人でありながら「雪のやろうめ、いい気になって降りやがったな」と口に出してしまいました。
で、思うんですけど、掃除機ロボットがこれだけ世に出ているのに、どうして除雪ロボットはまだ一般商品化されないのでしょう?勝手に掃除してくれる掃除機ロボットがあるならば、勝手に除雪してくれる除雪ロボットも作れるはずだと素人は考えるわけです。AIもどんどん進化しているわけでしょ?だったらいけそうな気がするのですが。開発はされているみたいなんですけど、早いとこ実用化してほしいです。
除雪のたいへんさのひとつに、どけた雪をどこに置くかということがあります。そこで、素人は考えました。雪を吸い込んで瞬時に雪だるまにして並べるという除雪ロボットはいかがでしょうか。小さな子どもたちには受けるはず。ロボットの形も雪だるま体形にすればかわいらしさも申し分なし。オプションとして(ちょっとお金が高くなりますが)、そり滑り用の雪山を作れたり、かまくらができたり、瞬時に雪からアイスクリームを製造できたりするラインナップがあれば、1台売れてもオプション追加で商売は成り立つのではないでしょうか。こんな除雪ロボットがあれば雪は友達です。そして、一人暮らしのお年寄りには救いの神になります。研究者のみなさま、ぜひご検討ください。
さて、加藤のコラムをご愛読してくださっているみなさま(そんな人いるのか?)、2021年もたいへんお世話になりました。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。どうぞよいお年をお迎えください。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔