加藤のコラム第14号
2022年のごあいさつ
大晦日と元日の年またぎは、娘家族と息子夫婦が集まりました。昼間は孫と戯れ、夜は大人たちで何種類かのボードゲームをしながら過ごしました。ボクは期待に応えて(だれの期待だ?)ちゃんと酔っ払っておりました。
ボク以外の家族は孫の写真や動画を撮ってそれをシェアするという今どきのことをしていたのですが、孫と一緒にいるときのボクも当然撮られるわけです。撮られたものは一応ボクも目にするんです。孫のかわいさには当然目尻がダランと下がりますが、一緒にいる自分の姿を見て「あーあ、老けちまったなあ」と目尻がつり上がるような思いを何度もしました。
しかし、老けるのは人間として仕方ないので、前向きに生きていかねばなりません。実は、2022年のボクの目標は「『おしゃれですね』と一人から本心で言われる」に決めたのですけれど、ジジイだってジジイなりに「おしゃれですね」と言われればいいわけですよ。老けた自分を直視する機会を得て、改めていい目標を立てたなと自画自賛しましたが、達成して、なおかつその達成を継続しないと目標は意味をなしません。みなさま、忖度なしの評価をお願いいたします。
ちなみに、ボクは、自分の年賀状にその年の目標を勝手に書いて勝手に送りつけるという暴挙を10年以上繰り返しています。体重を何キロにするとか、10キロマラソンのレースに出るとか、トイレ掃除するとか、他の人にはまったく関係のないことを年賀状という舞台で宣言しておりました。年賀状からこの数年で引退しようかなと思っているところですが、引退まではこの暴挙を続けます。というわけで、今年の年賀状はこちらでーす。
2022年もなないろをどうぞよろしくお願いいたします。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔