加藤のコラム第50号
100円ライターって、壊れやすかったのか
ボクは喫煙者です。人生で禁煙したことは一度もなく、これからも禁煙する気はありません。
タバコはしょっちゅう値上がりしていますし(喫煙という悪い行いをしているやつらから税金を取るのは正義だ!みたいな発想なのでしょうか。人よりも納税しているのになあ)、タバコを吸える場所もどんどん減っていますが、そんなことに屈するつもりはございませんよ。
まあ、確かに、タバコは臭いし、鼻毛も伸びるし、いいことないと言われればそれまでですけれど、タバコを吸えるくらい健康なのはボクの誇りです。
まあ、屁理屈はこのへんにして、ボクは高いライターを買ったことがありません。ずっと100円ライターです(実際のお値段は100円より少し高いですが、いわゆる通称100円ライターというやつです。使い捨てライターというのが正しいのかな)。その中でも、ターボライターと言って、風が強くても火が消えないタイプのものを買っています。
ところが、最近、そのライターがつかなくなることが多くて、ガスはまだ入っているのに着火しなくなるんですよね。今まで、そんなことを感じなかったのに。最初、ボクは「100円ライターの性能が落ちたのかな。日本製品の質が落ちているのか」と考えていたのですが、別の視点で考えてみました。
コロナが席巻する前は、飲みに行ってはよくお店にライターを忘れてきていました。「忘れてくる⇒最後まで使うことがない⇒ライターが壊れたという経験をしないまま生きてきた」のではないかと思ったのであります。
最近は、「飲みに行く機会がほとんどない⇒ライターを忘れない⇒ライターが壊れる場面に遭遇する」という考えもできるなということでございます。
コロナの影響がこんなところにも出ているんだなという、実に強引な論理ではあるのですが、とにもかくにも早くコロナがおさまって、飲み屋さんでライターを忘れてきたいものです。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔