★海外の料理提供支援★
こんにちは、グループホームステラ専任職員の岩崎正明です。
ステラに異動して参り、丸一年が経ちました。
今回は私が担当しているYさんへの支援について紹介させていただきます。
〈Yさんの想い〉
以前から職員に対して「中華料理が食べたい」「韓国料理が食べたい」などと話されることがあり、色々な国の料理が食べたいという想いを抱いていました。
〈最初の提供〉
昨年の12月にご本人が希望したピザをテイクアウトし、夕食時に提供しました。
実際の食事の写真です。栄養バランスを考えてサラダとクラムチャウダー付きです♪
ご本人も完食されて成功かと思いましたが、実はこの後に課題が見つかりました…。
ご本人にとっての希望が通ったことで「次はいつなのか」「あれも食べたい、これも食べたい」と溢れる期待感を処理しきれず不調に陥ってしまいました。「しばらくは買ってもらわなくて良いね」とご自身で落としところを見つけていただき不調は落ち着きましたが、第2回の提供は未定となってしまいました。
〈2回目・3回目の提供〉
初回の実施から約半年後の今年の7月に第2回目の提供を行いました。
前回の反省を踏まえて…
・ご本人に事前に説明や聴き取りをせずに提供する。(さりげなく)
・ご本人から確認があった際は「こういう日もあります」とお伝えする
ということを念頭に置きました。
内容はインド料理です!(ナンがとてもボリューミーでした)
食前に「普段と違う」という旨の発言は合ったものの、「みんな同じですよ」とさりげなくお伝えすることで納得していただきました。無事に完食され、食後も前回のような不調に陥ることはなかったので今回は成功となりました!
翌月には同様の提供方法で中華料理の提供も成功しています。
提供する側としても「次はどこの国の料理を提供しようか」と考えるのは楽しいですし、少しでも「食」を楽しんでいただけるよう今後も提供を続けていきたいと思っています。
ご高覧いただきありがとうございました。