加藤のコラム第５６号

サプリメントで安心獲得したい症候群

 

ボクは、いわゆる食べ物の好き嫌いが多いようです（自分自身はそんなことないと思っているのですが、人からは「好き嫌い多いですよね」と言われます）。そして、体によさそうな食べ物にはほぼ興味がありません。体に悪そうな食べ物（脂っぽかったり塩分多そうだったりする食べ物）は大好きです。当然、体にはよくないでしょう。でも、食の好みはそうそう変わるものでもないので、自分の体への罪滅ぼしのつもりで、かれこれ１５年以上、サプリメントに頼っています。高級サプリメントではないので、気休め程度だとは思いますが、ちりも積もれば山となると信じていますから。

 

飲んでいるサプリメントは、カルシウムとマルチビタミンです。買い忘れて飲むことができないと、体に申し訳ないなという気持ちになります。まさに「サプリメントで安心獲得したい症候群」でございます。だけど、通販やアマゾンでは買いません。必ずドラッグストアで買います。単にアナログ人間なだけですが。

 

念のために言っておきますが、ボクは「サプリメント依存症候群」ではございませんよ。だって、サプリメントは薬だと思っていませんし、食品のひとつだと割り切っていますから。体によさそうな食べ物にほぼ興味がないので、体によさそうなサプリメントという食品を口に入れているというスタンスです。

 

昔、夏休みや冬休み前には学校で肝油を売っていました。肝油が楽しみで楽しみで、思えばあの頃からボクはサプリメントに縁があったのかもしれません。

肝油を休みの最初の数日でまとめ食いしていましたから、よく「鼻血出るからやめなさい」と言われてました。でも鼻血は出なかったな。肝油が食いたくなった。

 

自閉症者地域生活支援センターなないろ　　加藤　潔