加藤のコラム第59号
ストレスって、結局何なの?
Wikipediaにはこう書いています。
ストレス(英: stress)とは、生活上のプレッシャーや悪感および、それを感じたときの感覚である。人間および殆どの哺乳類では、自律神経系と視床下部-下垂体-副腎系(HPA軸)がストレスに反応する2つの主要なシステムである。
ストレスの概念は一般に、1930年代のハンス・セリエの研究に起源を持つとされる。この文脈では、精神的なものだけでなく、寒さ熱さなど生体的なストレスも含む。以降、ストレスが健康に影響を与えるという研究が数多く行われてきた。近年の2012年の研究では、ストレスが健康に影響を与えると認識している群の死亡率が43%高まることが見いだされている。逆に認識していない群はそうではない。そのようなストレスに対する認識の影響の研究が進展している。それにもかかわらず、ハーバード大学医学部は、ストレスとさまざまな障害との関係を考えると、ストレスを軽減する方法を見つけることが健康を維持するための最も重要な分野であると主張している。ストレスを和らげる方法はたくさんある。瞑想、マインドフルネス、ヨガ、週末の遊び、休暇。ストレス管理には様々な方法があり、具体的な技法については「ストレス管理#技法」を参照。
ちょっと難しいことが書かれていますね。そういうときはKatopediaを検索します。
ストレス:生きていれば何かしら抱えるもの。心身の不調の要因としてストレスが挙げられることが多いため、よくないものの代表格的存在。似たような言葉に「プレッシャー」があるが、こちらは乗り越えるべきプラスイメージで使われる場合もある。外的環境から受ける厳しい刺激に対する感覚であるのは同じだが、【ストレスはうまく付き合うもの・プレッシャーは闘う価値のあるもの】と区別しているのが加藤流。
例えて言うなら、アスリートが大一番の前に味わう不安や緊張はプレッシャーで、外部のマスコミや心ないファン?から浴びせられる批判や叱責はストレスということになりますね。
したがって、「これはプレッシャーなのだ」と半ば強引に置き換えてしまうのもストレス解消法になるということです。非常に強引ですけど。
そして、ストレスって、新しいストレスが入ると前のストレスが軽減される気がしません?それを逆利用して、どんどん新しいストレスを入れて(ちょっとのことでも新しいストレスだと思い込んで)、いい意味でのストレス軽減サイクルを作っちゃうというのもストレス解消法となり得ます。これもまた非常に強引ですけど、ストレスとは付き合わないとならないので、であれば次々と軽く短くお付き合いするのが賢明です。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔