筋力とバランス感覚を鍛えるヨガ活動
こんにちは。グループホームふぉるて専任の林崎朗冬です。
今回は私が担当しているYさんの「ヨガ活動」についてご紹介いたします。
【支援の経緯】
Yさんは体重が平均よりも若干多く、栄養管理や軽い運動を取り入れた支援を行う必要がある方でした。また、体のバランスを取ることがあまり得意ではなく、歩きや立ち上がりの際によろけてしまうことがあったため、バランス感覚やインナーマッスルを鍛えてほしいとの職員の思いがありました。
【ご本人の特徴・強み】
Yさんの強みとして「動画や職員の動きを模倣して活動ができる」「職員とのかかわりを楽しむことができる」等がありました。そこで、これらの長所を活かしつつ、体重減少と筋力向上を達成するために、「ヨガ活動」を実施することにしました。
【ヨガ活動の内容】
・日課としてグループホーム帰宅後に実施する。
・職員がYさんの目の前に立ち、ヨガのポーズを実施する。Yさんはそのポーズを模倣する。
・ご本人がポーズに慣れてきたら、新しいポーズに挑戦する。
【初回のご様子】
職員が模範になり、立ち木のポーズを実施しました。
特に片足立ちをすることが難しく、何度かよろけながらも積極的に取り組まれていました。表情も良く、活動中に笑顔が多く見られていました。
【1週間後のご様子】
初回では難しかった立木のポーズですが、10秒以上の時間、片足立ちで出来るようになりました。また、職員が深呼吸をしながら実施している姿を見てご自身も深呼吸をしながらヨガを出来るようになりました。
【現在のご様子】
立ち木のポーズが安定して出来るようになったので、その他のポーズも練習中です。
【支援を行っての振り返り】
現在は、ヨガ活動やその他の運動、栄養管理の成果によって、目標としていた体重を達成することが出来ました。今後も健康のため、職員と楽しみながら様々なヨガに取り組んでいきたいです。