加藤のコラム第96号
宇宙規模で見ると、ボクとキムタクさんはそっくり
ボクの座右の銘は「オレはキムタクにはなれないがキムタクもオレにはなれない」です。だれが言ったかは知りませんが、この言葉を記したTシャツがネットで販売されています(買ってはいないけど)。
キムタクさんと言えば、いい男、かっこいい男の代名詞。正直なことを言えば、そりゃあキムタクさんみたいになれるもんならなってみたいですよ。どんな人生が待っていたのかを空想するとウヒウヒしてしまいます。
ドラえもんなら3日くらいキムタクさんになれる秘密道具を出してくれそうな気もしますが、ドラえもんはいませんから、キムタクさんにはなれません。
しかし、ものは考えようです。
地球規模で見ると、ボクとキムタクさんが似ているなんて言ったら、間違いなく袋叩きにあいます。キムタクさんのファンの方々からはお怒りのメッセージがたくさん送られてくるでしょう。しかし、宇宙規模で考えたら、ボクとキムタクさんはそっくりじゃないですか? 宇宙人の方々から見れば、目や鼻、耳や口などのパーツの数は同じだし、パーツ単位で見たらそんなに大きな違いはありません。配置のバランスが微妙に違うだけのはずなので、宇宙人からすればほぼ同じ=そっくりということになります。
宇宙レベルで生きることはないので(宇宙人と知り合う機会はきっとないので)、無駄な考え方かもしれませんが、こう考えれば自分の非イケメンぶりもさほど嘆くほどのものではないかもなと思えます。
宇宙規模で考えれば「俺はキムタクと違う人間だが、キムタクと俺はそっくりだ」という座右の銘で勝負できます。でも、地球規模では理解されにくいからやめとこう。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔