加藤のコラム第97号
白米には味がほしい人間です
白米そのものを味わえる人もいるし、いわゆるごはんのお供がほしい人もいます。加藤は完全に後者の人間です。白米に味がないと食が進みません。
魚卵、納豆、イカの塩辛、海苔の佃煮、生卵、鮭フレーク、ふりかけなどなど、日本人の幸せを感じられるごはんのお供たちには深く深く感謝です。
しかし、それらのごはんのお供がないときはどうしているのか。
日本にはすてきな調味料がたくさんありますよ。料理に使うばかりが調味料ではございません。調味料はごはんのお供としても即戦力なのです。
マヨネーズやケチャップ、ソースは、洋風お供。和風のお供としては、塩、みそ、しょうゆ、めんつゆ。ごはんにドバドバかけて食べます。体に悪そうなこと間違いなし。加藤によっての洋風トップはマヨネーズで、和風トップはめんつゆであります。
こうなると、「もしも、これから先の人生で、たった一種類のごはんのお供しか食べられないとしたら?」という問いを自分に課したくなります。だれからの興味もニーズもない問いですけれど。
ボクはイカの塩辛を選びます。マヨネーズとかなり迷いましたが、イカの塩辛でいきます。どうしてかって? ボクはマヨラーなのでマヨネーズは捨てがたいのですが、マヨネーズを掛けたごはんはサラダ感覚が強くなり、主食感が薄まるのです、その点、イカの塩辛は主食としてのごはんの存在を認めつつ、イカの塩辛単独でも酒の肴になり、一石二鳥、いや一石二烏賊です。
というわけで、加藤のごはんのお供選手権、優勝はイカの塩辛です~。
だれの興味も揺さぶらない、加藤ただ一人が盛り上がったお話でした。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔