加藤のコラム第106号
信用できる人の特徴
前回のコラムでは、信用できない言葉について書きましたが、信用できる人の特徴というのがネットに載っていましたので、今回のテーマは信用つながりで「信用できる人の特徴」について書いてみることにします。
そのネット記事によれば、信用できる人はこんな人だそうです。
・約束を守る
・時間厳守
・口が堅い
・人の悪口を言わない
・聞き上手
・他人のために行動できる
・言い訳をしない
・言いにくいことでも指摘してくれる
さて、あなたはいくつクリアできているでしょうか。ボクはゼロだな…。ゼロだ…。信用されない人の典型ですね。まいったな。
約束や時間についてはもちろん守ろうとしているつもりです。それは礼儀ですから。でも、結果的に守れなかったということもあるよなあ。それに「約束はできないけど」なんて言って予防線を張ることもあるし、その意味ではひきょう者と言われても仕方ない。
口は軽いし、なかなか下品な口です。口先だけで生きてきたので、口が勝手に動くタイプです。悪口なんて出るわ出るわ、ひどい口だと自覚しております。人の話は聞いていないわけではないですけれど、どこでカットインしようかと思いながら聞いていることが多いので、聞く力はほぼないと言ってもいいでしょう。歯並びも悪いし、口に関しては見た目も中身もどうしようもないレベルでございます。改めて自覚しました。
他人のためより自分のため、そして言い訳三昧の人生を歩んできておりますし、口先だけ男なのにもかかわらず、言いにくいことに関しては口から出ないという優柔不断人間。好感度が低いのに好感度を守ろうとするがあまり、言いにくいことは言わないでしまっておくという本末転倒人間です。こりゃどうしようもないぞということを再確認いたしました。
しかし、ひとつだけ救いがあります。自分が信用できる人の要件を満たしていないと自覚していることについては信用されるに違いないということです。要件外ではありますが、ひとつだけ他者に信頼されそうなところを見つけることができました。
そんな屁理屈こねているから信用されないんだというお叱りの声が聞こえてまいりましたので、このへんで終わりにいたします。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔