加藤のコラム第111号
流行語大賞
2023年ユーキャン流行語大賞が決まりました。
個人的には、2023年5月26日に、加藤のコラム第82号「蛙化現象という言葉」を発信しておりまして、それが年間TOP10に入ったぞと少し喜んでおります(ボクの貢献は何もありませんが)。ちなみに、2023年6月23日には、加藤のコラム第85号で、「今度は蛇化(ヘビ化)現象だって」を発信しておりますが、そっちは選考されませんでした。
しかし、TOP10に選ばれたものよりも、選ばれなかった言葉の方が自分にとってはなじみがあるものもありますね。ボクなんか、「別班/VIVANT」は日常語として使っておりますが、TOP10圏外なんですねえ。
だいたいにおいて、ここにある言葉の中で、知らない言葉もそれなりにあります。知らないということは時代に乗れていないということなのか、選考委員の感性と異なるだけの話なのか…。
ボクは十数年前からこんなことを言っていまして…。
対人支援をなりわいとする仕事、特に福祉・介護業界は、時に3Kと言われることがあります。
「きつい」「きたない」「きけん」…
「かえれない」「きびしい」「きゅうりょうがやすい」…
「かっこわるい」「くさい」「きゅうかがない」…
3Kと言われるのなら、私たちの3Kを作りましょう。
「感謝される仕事である」
「感動する仕事である」
「家族(支援者であるあなたの家族)が誇れる仕事である」
つまり、「感謝・感動・家族が誇れる。これが私たちの3K」ということを言ってきたのでありますが、残念ながら、一度もユーキャン流行語大賞にノミネートされたことがありません。そして、今回も箸にも棒にも掛かりませんでした。
あきらめてはおりませんよ。2024年ユーキャン流行語大賞年間大賞は「感謝・感動・家族が誇れる。これが私たちの3K」、夢だけは見続けます。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔