加藤のコラム第114号
2024年もよろしくお願いいたします
石川県はじめ地震の被害にあわれた方々に心からのエールを送ります。たいしたことはできませんが、同じ日本人として応援しています。
年賀状離れが進んでいるようで、ライフステージの区切りで年賀状を卒業される方もおられますよね。年賀状じまいとか終活年賀状という言い方もあるみたいですけど、ボクもそろそろ年賀状卒業していいかなと迷いに迷いました。迷ったあげくに今年は卒業しないことに決めました。
大きな意味はありません。年賀状を出さないと「おまえ、いい気になってんじゃねーぞ」とか「やっぱり失礼な人だわね」と思われるかもしれないと考えてしまったので、小心者としては、できるだけ好感度を下げるようなチャレンジはしたくないと判断し(今よりも下がったら好感度マイナス領域への突入は避けられません)、総合的見地から、年賀状継続という安全策をとっただけのことです。
年賀状って、出すのは少々面倒だけどもらうとうれしいですよね。年賀状だけでつながっている人もいますし、年賀状を卒業するとそのつながりもなくなるかもしれません。だったら、年賀状を卒業しなきゃいいだろう?という声が聞こえてきましたが、歳をとるということは同年代がだんだん天に召されていく確率が上がるということでもあります。その人からの年賀状がこなくなるわけです。そのさびしさを感じながら年賀状を書き続けるよりは、スパッと卒業してさびしさを回避する(出す方ももらう方も)という選択をするのも確かにありです。
来年の年賀状をどうしているかについては、また来年お知らせいたしますが、卒業するにしてもそのあいさつはしないとならないので、来年もとりあえず出しますけどね。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔