加藤のコラム第129号
チェーン店のすごさ
ネットで調べ物をしているとついつい横道にそれるのが加藤の習性でして、本来の調べ物をほったらかして、2024年1月時点の飲食チェーン店(コンビニは除く)の数字を見つけてしまいました。
店舗数500以上の飲食チェーン店をピックアップしてみたんです(そんなことしてないでちゃんと仕事しろよと言われたら、返す言葉もございません)。
マクドナルド:2977店 ほっともっと:2441店 すき家:1952店
Starbucks Coffee:1892店 モスバーガー:1301店
ガスト:1277店 ケンタッキーフライドチキン:1226店
吉野家:1212店 CoCo壱番屋:1205店 サイゼリア:1073店
ドトールコーヒーショップ:1037 松屋:1031店
ドミノピザ:1028店 サーティーワン:1021店
ミスタードーナツ:1018店 コメダ珈琲店:954店 丸亀製麺:839店
シャトレーゼ:796店 銀座コージーコーナー:790店
タリーズコーヒー:777店 不二家:755店 ほっかほっか亭:734店
餃子の王将:729店 スシロー:638店 鳥貴族:637店
ジョイフル:615店 はま寿司:594店 ピザハット:588店
リンガーハット:566店 牛角:545店 くら寿司:544店
ピザーラ:533店 ココス:514店
日本には47都道府県あるので、500以上の店舗を持っているということは、単純に考えると1都道府県に10店舗以上あるということになります(実際はそんな単純ではないでしょうけれど)。すげえ数です。すべての店舗を社長一人が把握しきれるはずもなく、商品の品質やスタッフや店舗環境の管理など、各社それぞれに効率的なシステムやノウハウを整えているはずで、そこには相当の企業努力があったに違いありません。チェーン店は均一の品質やサービスを提供してくれるという安心が売りのひとつだと思いますから、そのための苦労はプロジェクトXで取り上げてもいいくらいのレベルでありましょう。そのシステムやノウハウがしっかりしているところが店舗数を伸ばせるということになるのでしょうね。
事業拡大は福祉業界でも当然のようにある話ですから、こうしたトップクラスの飲食チェーン店から学べることは多々あるように思います。
さて、これだけの店舗数があるということは、本社の社長と会ったことも話したことも見たこともないというスタッフがほとんどかもしれません。それを逆手にとれば、お忍びで社長が各店舗を回りながら自社ミシュランごっこができるということでもあります。そういう社長さんもきっといるような気がします。ボクが社長なら絶対にやりますね。変装に凝りまくってかえって悪目立ちしてしまいそうな気もしますが。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔