加藤のコラム第140号
エスコンフィールドに行ってきました
ボクは先祖代々ジャイアンツファンです。北海道民ですがファイターズには興味がありません。日本ハムが北海道に移転して多くの北海道民はファイターズファンに転換していきましたが、変わらずのジャイアンツ愛を貫いています。このぶれなさを自画自賛しております。
セリーグとパリーグの交流戦があるので、ジャイアンツが北海道でファイターズと戦うときは必ず1試合は見に行くと決めてそれを実践しています。そして、今年も行きました。初エスコンフィールドでした(交流戦は隔年でのホーム球場開催なので、昨年はエスコンフィールドにジャイアンツは来ておりません)。
6月16日日曜日のデーゲームを見に行きましたが、延長12回引き分けでした。試合開始前からアルコールの入った飲み物と食べ物を満喫し(買うまでにいっぱい並びましたけど)、試合中も飲み物をあおり、5回くらいからは睡魔とも戦っていたためいいプレーを何度か見逃し(アウェイのジャイアンツの好プレーは場内でリプレイされない)、最後はいい気分で酔っぱらっているので、どっちが勝とうがどうでもよくなり、引き分けという結果に満足して帰ってきました。
当日は雨模様で、北広島駅からエスコンフィールドまで歩いていきましたが(帰りも)、人だらけでした。プロ野球はこれだけの人が集まるイベントなんだなと改めて感じ、札幌ドームはどうしてファイターズを手放したんだろうなあと思いながら歩いておりました。エスコンフィールドにJRの駅ができる構想もあるようですが、北広島駅からエスコンフィールドまでの歩きルート(速足でも15分以上は歩く)を活性化する方法はないものかにも頭を巡らせておりました。歩くだけで他にすることないですから。
鉄道網が発達している地域では、私鉄とJR駅が少し離れていて、その通り道に居酒屋などのいろいろな店が並んでいるところがあります。この道がけっこうワクワク感をあおるんですよ。飲みたくなるから。ただ、エスコンフィールドまでの道には店を建てるスペースは取れそうもないので、この発想は実現不可能でしょう。
となると、超薄型屋台通りはできないものかと空想してしまいました。幅を取ると歩きのじゃまになりますから超薄型で。薄い分、細長い店構えにしてカバーします。単発で屋台があると人気のない店は素通りされておしまいですから、屋台は連続しないとなりません。薄く長く連続するのです。そうしたら、歩くのも苦にならず、まだ店は出せないけれど将来の開業に向けてチャレンジしたい人たちの応援にもなります。
熱源確保は難しい場所なので、出来上がった商品を売ることがメインになるのかな。そうすると、福祉関係の事業所もクッキーとかパンとかアート作品とかの販売で勝負できるかもしれません。
そして、ボクなら、そこにインチキ?占い屋台を出します。「転職するかどうか悩んだことがありますね。あなたは福祉の世界に適性がありますよ。間違いありません」と必ず言いまくる占い屋台で、福祉に人を引っ張り込む前線スカウト基地とします。あれだけ人が集まる場所ですから、きっと何人かはスカウトできるはず。ボクははるにれの里という法人に所属していますので、はるにれの里とコンタクトする場所ということで、名付けて「ハルコンフィールド」です。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔