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加藤のコラム

加藤のコラム第176号

3月14日は何の日?

 

2月14日がバレンタインデー、3月14日はホワイトデー。日本では2月14日に女性からチョコを贈り、3月14日に男性からそのお返しをするということになっております。3月14日のホワイトデーは日本発祥のようですが、お菓子業界の方が考えた渾身の企画とも言えるでしょう。

 

2月14日にはチョコレートが売れ、3月14日にはマシュマロとかクッキーが売れ、それで経済が循環するのなら実にいいことです。で、調べたら4月14日はオレンジデーらしい。柑橘類の産地である、JA全農えひめさんが制定したとのこと。2月14日と3月14日を経て結ばれた二人がお互いにプレゼントを4月14日に贈り合えばいいじゃないという意図があったみたいで、そのプレゼントになぜオレンジなのかと言うと、オレンジには「花嫁の喜び」という花言葉があって、さらにオレンジには「繁栄」や「多産」のシンボルでもあるそうで、お互いにオレンジを贈り合って、愛を深めてもらうのだそうです。

 

ついでに調べてみたら、5月14日はなんとゴールドデーとして制定されておりました。新年度・新学期など、ゴールデンルーキーとして入った新人たちに期待とエールを込めて先輩からゴールドキウイフルーツを贈る日なんだとか。五月病に負けず、甘くてポリフェノールたっぷりのゴールドキウイで元気になってほしいとの願いが込められているそうですが、それを考えたのは、ニュージーランド産キウイフルーツの輸入を手掛けているゼスプリ・インターナショナルジャパン株式会社さん。

 

2月14日と3月14日はお菓子業界、4月14日と5月14日は果物業界が日本全国にイベントを仕掛けているわけで、業界としてたゆまぬ努力をされていることに敬意を表します。少なくともそれぞれ2か月連続で企画を打ち出していることがりっぱです。

 

自閉症業界も負けてはいられません。4月2日は世界自閉症啓発デーですから、その1か月後の5月2日にもなんか考えればいいのです。加藤が推奨するのは「自閉症ドラマデー」。自閉症の方が登場するドラマを朝から流していただきますが、その記念日イベントが定着すれば、加藤の積年の夢である【自閉症支援をしているスタッフが主人公のドラマ】制作への気運がきっと高まるでしょう。

 

一般社団法人日本記念日協会さんの審査に合格すれば、1件15万円で記念日として認定されるらしいです。加藤のアイデアにお力添えいただける団体はございませんでしょうかね。ただ、5月2日と自閉症ドラマ…、まったく語呂がつながらないのと、なぜ5月2日なの?と言われたら理由がひとつも思い浮かばないので、検討の余地はまだまだたくさんあります。

 

自閉症者地域生活支援センターなないろ  加藤 潔