加藤のコラム第177号
とうきび茶をたまに飲むボク
とうきび茶ってまさにとうきびの味がしますよね?待てよ、とうきびって方言でした…。標準語でとうもろこしのことです。ちなみに北海道では、とうきみっていう人もいます。ついでに英語で言えばコーンです。フランス語やイタリア語ではマイスです。呼び方の話はどうでもいいですね。失礼しました。
加藤がお茶系のペットボトル飲料で最も飲んでいるのは麦茶です。次に緑茶でその次はウーロン茶。で、時々「おー、あるじゃん」と見つけてうれしくなって買っちゃうのがとうきび茶です。
とうきび茶の存在をボクが知ったのはたぶん10年ほど前だと思います。「とうきび茶? どんな味? 試しに買ってみるか」と全く期待せずに飲んだら、「焼きとうきびの味だ。うめえな、これ」と感激。でも、「これだけとうきびの味がするってことは、カロリーあるな。お茶にカロリーがあってはいけない。これは邪道のお茶である」と、勝手にカロリーがあると決めつけてその後2年ほどは飲みたい気持ちを封印していました。つまり、飲んだのは1回だけだったということです。
4年ほど前に、3年間仕事していた関東から北海道に戻ってきたときに、北海道に戻ったんだからとうきび茶飲んじゃおうかなと解禁いたしまして、そのときにペットボトルのラベルを見たらカロリーゼロ、カフェインゼロと書いてあるじゃありませんか。「なんだよ、カロリーゼロだったんじゃないか、まっとうなお茶だわ」とやっと気付きまして、北海道再上陸とともにとうきび茶とのお付き合いが始まったのです。
そんなに好きなのにどうしていつも飲まないの?と思った方、文章をよく読んでいらっしゃる。すばらしいです。【時々「おー、あるじゃん」と見つけてうれしくなって買っちゃうのがとうきび茶です】と書いてましたよね。そうなんです、とうきび茶は時々しか飲まないのです。
どうしてかって?
カロリーゼロはお茶としてまっとうなのですが、口の中がとうきびになるんですよ。「お茶って特に味はない」が王道でしょというボクの妙な価値観がありまして、いつも飲む物にはしたくないんですね。というわけで、だいたい年4回くらいかなあ、季節が変わる時期になると「飲まねば」という気持ちが高まってきます。
もうすぐ北海道にも春がやってきますので、そろそろとうきび茶を飲もうと思います。
コーンな妙なこだわりでとうきび茶を飲んでおりますが、飲むとやっぱりうマイス。
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔