「ふれあいきのこ村」のブログです!日々の活動や各種情報など、色々とご紹介させて頂きます!
■今年は冬も沢山採れています。【2017/02/06】
今年も寒さは変わらず厳しいですが、この地域特有の地吹雪がとても少ない年です。
改修工事後最初の冬になりましたが、
しっかり効果を感じられる栽培状況になっています。
例年冬は栽培ハウス内の温度が上がらず、
その影響でなかなか椎茸が出てきません。
今年は秋にも負けない収穫量になっています。
冬のしいたけは肉厚で品質が良いものが多く採れます。
きのこ村のしいたけは札幌市内および近郊の
「コープさっぽろ」でご購入できますので、是非ご賞味を!
■あけましておめでとうございます!【2017/01/04】
ふれあいきのこ村も今年で15年目を迎えます。
開所当時のスタッフは現在では所長しかいませんが、
これまでの間に沢山のスタッフが椎茸栽培を通して、
利用者の地域生活のために必要な工賃支給を目的に頑張ってきました。
厳しいご時世の中、今もこうして続けていられるのは、
利用者の皆様、保護者の皆様、福祉関連・椎茸関連の様々な人たちのおかげです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始に栽培を止めてしまうと、年明けからの納品が出来ず
取引先にご迷惑をおかけしてしまいますので、正月もスタッフ少数で頑張りました!
利用者さんがいない間、利用者さんの行なっている作業をスタッフでしていると、
大変な作業をしているな〜と身にしみます・・・。
もちろんこれから遅い正月休みを交代でいただきます。
■一年で最も忙しい一週間に忘年会。【2016/12/21】
一年で最も忙しい一週間になりました。
きのこのイメージは秋ですが、実は椎茸の最繁忙期は12月です。
特に年末に向けての一週間は通常の2~3倍は頑張らないとなりません。
ですが、一年の締めくくりでもある12月ですので、
みなさんの頑張りを労って忘年会を簡易ですが行いました。
今年もなんとかボーナスも支給する事ができました。
しいたけは沢山出ていますが作業が追い付かない(泣)
沢山芽が出ても手が回らないと使い物にならなくなってしまいます。
年末までもうひと踏ん張りです。
■栽培設備の改修工事が完了しました。【2016/12/09】
9月から始まった日本財団の助成事業による、
ふれあいきのこ村「椎茸栽培設備改修工事」がついに完了しました!
ここ数年間、冬期間の栽培は設備の老朽化が原因で必要な温度がとれず、
とても苦労してきました。
実はもう一方で、利用者さんが過ごす施設内も同様の仕組みの暖房でしたので、老朽化により十分な暖房効果が得られず、寒い中我慢して過ごしてきました。
今後、この設備を駆使した栽培の結果が求められますが、
利用者さんにとっての環境も良くなり、とても楽しみです。
これからも、ふれあいきのこ村は椎茸栽培を通して利用者さんの地域生活を経済的に支えていけるよう頑張ります。
■寒くても毎日真面目に。【2016/11/30】
椎茸栽培はビニールハウスの中での栽培ですが、
ふれあいきのこ村の実際は、外作業も多くあります。
きのこ村は海に近いので冷たく強い風が吹きつけます。
そのような厳しい寒さの中、毎日使用する菌床をハウス間移動したり、
収穫した椎茸を運んだりと、みなさん毎日真面目に頑張っています。
一生懸命作っている私たちの椎茸を是非ご賞味ください。
■本当に美味しいつゆに驚く。【2016/11/21】
ふれあいきのこ村の椎茸は森産業株式会社という種菌メーカーの品種を使用しています。
栽培方法のご指導も頂いており、今月は椎茸栽培を行っている福祉施設向けの研修がありました。
その研修でお土産に頂いた【うま香つゆの素】。
モンドセレクション5年連続菌床金賞だそうです。
今回初めてうどんにして食べましたが、本当に美味しい!
よいしょでもお世辞でもなく本当です。
椎茸とかつおぶしと昆布のだしが合わさっているほどよい甘さのつゆで、
他の料理でも是非味わってみたいと思いました。リピーター決定です!。
これは贈答用としても結構喜ばれると思いますのでおススメです。
<注:森産業のまわしものではありません。>
■【北海道きのこ品評会】出品の結果は・・・【2016/11/14】
平成28年11月8日(火)に 第13回北海道きのこ品評会 が開催されました。
→品評会の審査の様子(札幌中央卸売市場ブログ)
ふれあいきのこ村からも利用者・スタッフが力を込めた一品を
【菌床生しいたけの部門】に出品しました。
北海道の椎茸生産量は年々増加しており、現在徳島県に次ぐ全国第2位ですので、
その分、切磋琢磨され年々厳しい戦いに・・・!?
<会心の自信作?>
その結果は・・・!?
優秀賞 をいただきました!!
何かと大変だった今年の状況の中で、
最優秀賞に次ぐ賞を頂くことが出来とても嬉しく思います。
栽培に携わっている利用者さん・スタッフ共に日々の努力と、
椎茸栽培にかける熱意が公に認められた証ではないでしょうか。
品評会の後、チカホにてイベント販売が行われました。
出品された椎茸は展示後に3パック500円で即完売したそうです。
ふれあいきのこ村の椎茸は、
生活協同組合コープさっぽろの札幌市内各店および近郊店で販売しております。
■冬は一足どころか1ヶ月早く・・・。【2016/11/10】
栽培設備の改修工事も終盤に差し掛かりました。
工事期間の気温は7〜8℃と予想していましたが、実際は2〜3℃。夜に至っては早くも氷点下の日が現れています。
工事により熱供給システムの使用が出来ませんので、椎茸栽培は当然ながら苦戦しています。
お世話になっている取引先やお客様にご迷惑がかからないよう、最低限の出荷量確保のため連日スタッフが奮闘しています。
小型重機の方は早くも除雪で出動しました。
きのこ村ではこの重機の親子がいないと厚田の厳しい冬を越えられません。
(重機は維持管理のコストも重いです・・・)
■良い環境で順調に育っています。【2016/10/27】
完成した1つ目の栽培ハウスの椎茸です。
良い環境になり美味しそうに育っています。
ちょっとした空気感(温度や湿度など)で成長が異なりますが、今回の工事で安定的に良い環境が作れるはずです。
■きのこは自然に任せていますが・・・【2016/10/19】
栽培設備の改修改造工事のメインは2棟目に入っています。
すでに熱供給の機械・配管工事も入っていますので、
現在、一部栽培ハウスは暖房を入れることが出来ません。
秋はきのこが自然に採れる良い環境ですが、
自然に任せると収穫のバランスが取れず、天候次第で
収穫が極端に少なくなったり、多くなったりとします。
結果作業が間に合わず、かえって無駄を作ってしまったり、
栽培管理がおろそかになり品質の低下が起きてしまったりします。
今回の改修工事により、安定的な栽培管理を期待しています。
■配管の老朽化を目の当たりに。【2016/10/17】
工事は機械室の配管関連も始まっています。
きのこ村の椎茸栽培は、近隣のゴミ焼却施設の廃熱を利用しており、熱交換システムにより各ハウスへ温水や冷水が循環することで、栽培に適した温度を管理をしていました。
老朽化による配管漏れや耐用年数を超えた機械も多くなり、栽培に必要な温度が取れないことが数年続いていました。
<吸収式冷凍機の配管内部>
今まで見ることは出来なかった配管の内部は、腐食が進んでおり、接続部分のパッキンもほとんどが硬化していました。
<温水配管の内部>
配管の中にこぶができているものもありました。
こぶの断面には亀裂が入っています。
■工事中にささやかながら収穫祭【2016/10/11】
収穫祭の時期は当然ながら繁忙期でもあります。
増産してからというもの、昔のように盛大なお祭りは開催出来なくなりましたが、
忙しい作業の合間に楽しいひとときを過ごせるよう企画しています。
利用者さんの年齢や体重を気にして、
最近はヘルシーな食材を多めにしつつも満足できるメニューを考えて提供しています。
ゲームもイベント毎に内容を変えて、
みんなが楽しめるようにスタッフが準備してくれます。
■エアコンと循環扇。【2016/10/07】
1棟目の工事も外装が終わり、ハウス内の電気工事等になっています。
今まではハウス内に循環扇は設置されていませんでした。
ハウス内の前後や高低で温度差があり、湿気が篭っている箇所もありました。
意外と栽培に影響があり、
同じハウスの中でも場所によって椎茸の発生量や品質が異なってしまうんです。
<各ハウス内に4機ずつ循環扇が設置されます。>
夏場の収穫量減少は深刻であり、北海道の夏も年々暑くなってきています。
今回、夏期の栽培を安定化するためにエアコンを設置しました。
<台に関しては既存のものを使用>
来年の夏はこの設備を駆使し、確実な利益向上と作業負担減を目指します。
■空の青さに映える白。【2016/10/02】
今日も気持ちの良い秋晴れの中、工事は順調に進んでいます。
ハウス内にを遮光カーテンが設置されました。
遮光カーテンは開閉することが出来ますが、
この内側にさらに保湿・保温のための内張を張りますので、空は見えなくなります。
ですが、今度は外から見るハウスの白色が青空に映えてとても清々しいです。
綺麗に保ちたいですが、おそらく苔の成長には敵いません・・・
■晴れた秋の空と透明な屋根。【2016/09/27】
栽培ハウスはA〜C棟の3棟あり、現在はA棟の工事が順調に進んでいます。
工事中のハウス内に入ると、空を見渡すことが出来てとても爽快な気分になれました。
よく考えたら外の方が爽快ですが・・・
いつもと同じ場所でも、いつもと違った景色が見れると言うのは新鮮ですね。
普段の仕事でもそういった視点を持ちたいです。
通常は遮光・保湿を目的としたカーテンがありますので、ハウス内から空を見上げる事はできません。
きのこ村では、太陽光で採暖するために天井は透明なビニールを使用し、日差しの調整を内側に設置する遮光カーテンで行います。
■栽培設備の改修工事が始まりました。【2016/09/20】
日本財団による2016年度社会福祉施設等の改造・修繕等に関する
助成事業を受け、ふれあいきのこ村「椎茸栽培設備改修工事」が
始まりました!
今回の改造・修繕工事により、夏期を含めた通年の安定栽培を
目指し、利用者工賃の向上と作業負担の軽減を目指しています。
開所14年目になり、ビニールハウスや熱供給用の配管の経年劣化が著しく椎茸栽培にも影響が出ていましたが、12月には新しく生まれ変わります。
なお、工事期間中も出来る限り取引先にご迷惑をかけないように、工夫して栽培を継続しています。