はるにれの木と法人名の由来
はるにれの木というと1本の壮大な木がイメージされます。
北海道でも観光名所の木として紹介される道東の豊頃町のはるにれの木が有名ですが、十勝平野の大平原にただひとつ高さ30メートル、樹齢100年のはるにれの木があります。
北海道の長く厳しい冬を百回も乗り越え、春を迎えたはるにれの木の生き生きした姿はよく写真等に映し出されています。
やがて夏になりいっぱいに広げた枝に青々とした葉っぱたちがびっしりと生い茂り、たくましさと美しさは見る人に感動を与えます。
こうしたはるにれの木に象徴されるたくましさと純朴で孤独な美しさには、手前味噌と言われそうですが、はるにれの里の事業理念が重なるようであります。
今日の自閉症をはじめとした重度障がい者が地域で暮らしたいという願いはますます切実なものとなりつつあります。
彼らの人間としての叫び声に耳を傾けようとする当法人にとって、はるにれの木は大変勇気付けられるものであり、当法人にこの名前をつけてくれた創設者に心から感謝申し上げるものです。
この名に恥じぬように役職員一同邁進してまいります。
社会福祉法人はるにれの里 事業運営理念
- 重度自閉症および重度知的障がいを初めとした発達障がい児・者のニーズに特化した多様な機能をもつ事業運営
- いかなる重度障がい者も最終ゴールを地域での自律生活を目指し、地域に溶け込み、地域を支え、地域と共にある事業運営
- 社会福祉法人として支援に当たっては常に先駆性、開拓性、モデル性と支援ネットワークの構築を目指す事業運営
- 家族・当事者を支え、家族・当事者に支えられる事業展開
- はたらく職員のやりがいを支える事業運営
- 情報の公開、外部評価の導入による地域に開かれた事業運営