理事長のコラム

シン加藤のコラム 通算第195号  児童相談所が舞台のドラマ

2025.07.18

シン加藤のコラム 通算第195号

 

児童相談所が舞台のドラマ

 

夏のドラマが各局で始まっております。その中のひとつにフジテレビ月曜9時の「明日はもっと、いい日になる」がありまして、児童相談所が舞台になっています。ボクは別にフジテレビさんの株主でも回し者でもございませんが、正直「うらやましい」「やられた」と思っております。

 

なぜそう思っているのか? 加藤のコラムアーカイブ【2022年10月21日配信「加藤的『福祉に人材を呼び込もう』作戦」】でこんなことを書いているのですが…、自分の文章だから勝手に引用します。

 

福祉の仕事のイメージアップは、福祉の職場を舞台にしたドラマで

障がいのある方にスポットを当てたドラマは今までもありました。自閉症の方が主人公のドラマも多くあります。ボクが考えているのは、福祉の現場で仕事をしている人たちが主人公のドラマです。たとえば、木村拓哉さんが施設長になって困難に立ち向かうようなドラマ。ヒロインは長澤まさみさんでどうでしょうか。日曜劇場とか月9あたりでドラマ化してくれませんかね(ネット配信のドラマでももちろんOK。人気のドラマになればいいわけですから)。バラバラだった職場が徐々に団結し、利用者さんの幸せのために困難を乗り越えていく、そんな内容で。ろくに働かず文句ばっかり言っている年配の支援員役でボク出ます。

ドラマ化される職業って、警察官とか医者とかが多いですけど、【ドラマの影響でその仕事に対する印象がよくなる⇒その仕事に就こうとする人が増える⇒もっとドラマが増える⇒求職者がいつもいる】という好循環が生まれるのではないかと思っています。

 

読みました? つまり、加藤視点から言うと(どの視点だよ?)、ドラマ化において、福祉現場は児童相談所に先を越されちゃったよということです。しかも月9で。そして、このドラマは原作が別にあるわけではなく、オリジナル脚本だそうで、ますます先を越されちゃった感が否めません。

 

児童相談所で働いておられる方々への世間の好感度が上がる。

自分も児童相談所で働いてみようかなと思う人が増える。

自分の子どもが児童相談所で働いてくれたらうれしいなという親御さんも増える。

児童相談所の人材が増えて活気が上がる。

 

循環としては最高ですわ。これを福祉現場でやりたいというのが加藤の野望でございます。ドラマ制作関係者のみなさま、もしこのコラムをお読みになっていたら(読んでいるわけないでしょうけど)、はるにれの里の事業所をロケ地でどうぞご活用ください。

 

社会福祉法人はるにれの里 理事長  加藤 潔

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