シン加藤のコラム(理事長やってます)

シン加藤のコラム 通算第260号  「家(か)」がつく職業

2026.10.15

職業には「士」や「師」がつくものもあるし、「家(か)」がつくものもあります。意味合いとしては、「士」や「師」は資格職が多いようで、「家(か)」は必ずしも資格取得を前提としないけれど継続的かつ専門的にその仕事をしている人を表現することが多いようです。

 

「家(か)」がつく職業群を思いつくままにあげてみます。

政治家 小説家・作家・脚本家 漫画家・画家 芸術家・音楽家・作詞家・作曲家 演出家 華道家 宗教家 格闘家 冒険家 などなど

 

たしかに、資格取得云々よりは、自らの才能と努力でその道を究めていくイメージがある職業群です。自称であっても名乗れちゃうという反面、成功するまでの道のりがかなり険しいのは間違いない。ただ、一番先にあげた職業(政…)に携わっている方々の中には、究めようとなさっておられない層も一定数いるようで、そういう人たちのことはしょっちゅうマスコミが話題に取り上げます。

 

とにもかくにも、「家(か)」には、自分の腕一本でその道を進む達人というイメージがあるということは言えますね。

 

さて、同じ漢字で「家(や)」とは読むけれど、「家(か)」同様に究道のイメージを醸し出している全国チェーン店がございます。会社さんとしては別にそういう意味で名前を付けたわけではないかもしれませんので、これはあくまでボクの勝手な思い込みです。

 

すき家 そして 吉野家

 

すき屋じゃなくてすき家、吉野屋じゃなくて吉野家。ともに牛丼の道を究められているお店です。同じ牛丼業界におられる松屋さんは松家ではなく、松のやというトンカツ屋さんも経営されておりますので、多面的ではありますから、家ではなく屋のほうが日本語的にはつじつまが合うというのが加藤的言語感覚なのでした。

 

したがいまして、あれやこれやとメニューを増やさず、基本メニュー一本で勝負して長く続いているお店に関しては、「~屋」ではなく「~家」と名乗っていただきたいというのが加藤の考えでございます。つまりは、ぎょうざもチャーハンもメニューになくて、ラーメンだけで勝負しているようなお店は「~家」でOKということです。ただ、自称ではなくお客さんが認めているという状況でそう名乗っていただきたいので、最初は「~屋」で出発し、行列もできる有名店になったら「~家」に改名しますという出世魚みたいな感じでお願いしたい。そうしたら、店選びの参考になりますから。

 

社会福祉法人も同様に、その道を究めていると評価されたら「社会福祉家(やorけ・どちらの読みでもいいでしょう)」と改名できるようにいたしましょうか。

 

 

社会福祉法人はるにれの里 理事長  加藤 潔

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