今年のボクの目標は二つありまして、ひとつは「12月1日の時点で体重70㎏を下回っていること」です。昨年も同じ目標を立てていましたが、70.4㎏で達成できず。最後にかなり追い込んだつもりだったのですが落としきれませんでした。今現在の体重は71㎏超ですが、落とし切れるかどうか微妙だなと思っております。
もうひとつの目標は「10㎞のマラソン大会に出ること」であります。そちらに関しては、10月7日日曜日にとあるところで開催されたマラソン大会の10㎞の部に出場して走ってきました。
走り始めて1㎞くらいで「やめればよかった」と思い(絶対そう思うだろうと予測していました。たいして練習もしてないし)、あとはリタイアしたくはないなという意地だけでヨタヨタと走り、ヘロヘロになってゴールしました。健康になったんだか逆に不健康になったんだかわからんなと思いつつ、遅いタイムに落胆もしながら、まあそれでも目標は達成だとちょっとだけ自分をほめてやりました。そのごほうびにゲストの増田明美さんと写真を撮っていただきました(ボクの髪の毛が興奮のあまり逆立っておりますので、増田さんも驚いております)。
ちなみに、その日シャワーを浴びた後に体重を測ったら69,9㎏でした。でもこれは、一過性の数値ですから、目標達成にはなりません。
24時間テレビで毎年やっている24時間マラソン、有名芸能人の方が100kmくらいを走り切るイベントですが、炎天下でこんなことして意味あるのかとか、結局は偽善だろうとかいう批判も多々あるようです。かくいうボクもちゃんとは見ていないのですけれど、走ることで寄付が集まり、その寄付で救われる人たちもたくさんいるのは事実だと思います(数年前にその寄付を着服した事件があって問題になっていたようですが)。いろいろな考え方はあるのでしょうけれど、ボクが老体に鞭打って走る姿をネット中継して、それでうちの法人に寄付が集まるというならばボクは喜んで走りますよ。炎天下だろうが極寒の猛吹雪の中だろうが関係なく走りますね。ランナーの方も、自分が走ることで誰かのためになるならと思って走っているのでしょうし、健康に危険な状況というリスクをどう考えるかという問題はもちろんありますけれど、そんな文句言ってないで「すげえ頑張ってくれているな」と素直に思えばいいのにねと考えちゃいます。
文句を言ったり指摘をしたりすることが正義だと思っている人も多いのだろうと思いますけれど、いいことはいいと表明することの方がはるかに正義のような気がしますね。何億も寄付を集めるってすごいよなと思います。これが有名人の力であって、それを社会に還元してくれたというすごさに単純に敬意を表します(ほとんど見ていないのですけれど…。すみません)。仮に百歩譲って、批判されているような偽善行為だとしても(あくまで百歩譲ってそう言いますが)、やらない真善よりもやる偽善の方がいいよなあ。
というわけで、(その努力をほぼしないだろうけれど)24時間マラソンランナーをめざしつつ来年も10㎞くらいは走れるスタミナが残っていたらいいなと思っております。
社会福祉法人はるにれの里 理事長 加藤 潔