音楽の分野において、詩やメロディーを繰り返すことをリフレインと言うそうです。なんとなく聞いたことのある言葉ではあります。
ちなみに、英語のrefrainは、動詞と名詞で意味が違ってくるそうで、動詞の場合は、自制するとか控えるという意味で、名詞の場合は、楽曲や詩の中で繰り返し歌われる節や語句などを示すとのこと。ずいぶん意味が違ってくるものなと妙に感心してしまいますが、ここで取り上げるリフレインは名詞の方の意味合いです。
さて、お尋ねします。なぜかはわからないけれどある曲が頭の中で繰り返されることってありますか? ボク、よくあるんです。ふっと気を抜いた瞬間にある曲の一節が自動再生されます。ある曲が頭の中でリフレインされる期間が数日続き、しばらく何もない期間があり、またふっと別のある曲が頭の中でリフレインされる期間が到来するという感じです。そして、いいのかよくないのかはわかりませんが、過去にリフレインした曲のことはほぼ完全に忘れ去ってしまっているのであります。ただ、好きだからリフレインしているというよりは、どこかで聞いてなんかしらんけど脳にインパクトがあった曲なのだろうとは思っています。したがって、今、頭の中でリフレインしている曲のことしか語れないので、このテーマで書くなら今しかない。
発表します。今、頭の中でリフレインしている曲は「GOLDFINGER’99」でございます。郷ひろみさんがカバーした曲ですが、♪アチチアチ 燃えてるんだろうか♪ のところだけリフレインされています。ここだけが自動再生。自動再生されるのは気を抜いているときですから、アチくもないし燃えてもいない。なぜこの曲かもわからない。たぶん、最近どこかで聴いたのでしょうけれど、ボク的には何の脈略もなく、突然リフレインが始まり、いつの間にか去っていくのでありますが、しばらくはアチチを堪能いたします。
ここからは勝手な想像ですけれど、いろいろなヒット曲を生み出す人というのは、この脳内リフレインで流れるのがまったくの新曲で、いわゆるメロディーが降りてくるというやつなのかな。ボクのリフレインはすでに世に出ている曲ですから、ソングライターとしての才能は完全にゼロということでございます。
ただ、何かが突然降りてくるという体質ではあるかもしれませんから、音楽以外の新作リフレインが再生される日を待ちます。待ったままこの世を去るかもしれませんが、希望を持つのは無料。無料で味わえる喜びの感情はお得でございますので。
社会福祉法人はるにれの里 理事長 加藤 潔
