社会福祉法人はるにれの里の加藤潔と申します。図々しく、そしていい気になって、法人のホームページに「シン加藤のコラム」を作ってしまいました。先月までなないろという事業所で仕事をしていまして、そこのホームページに「加藤のコラム」というのを連載しておりましたが(もちろん自己満足のみ)、このたび理事長になってしまい…。「シン」をつけてリスタートすることにいたしました。今までのコラムはアーカイブで残りますので、今まで読んだことがないという方は、ぜひそちらのアーカイブにも行ってみてください(このコラム欄の右上にアイコンがあります)。ただし、内容は実にくだらなく、仕事にまったく関係ないようなことばかり書いていますので、人生においては何の足しにもなりせんし、暇つぶしにもなりません。
今までの歴史を踏まえ、さらに高みをめざしたものを作ろうとするとき、「新」「NEW」「NEO」といった言葉を前につけることがありますよね。でも、ボクが惹かれるのは、『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』4作品で使われた「シン」であります。
「真」を当ててもいいし、「心」でも「信」でもいいかもしれないし、「伸」や「進」もあるし、「深」とか「神」だってOK。多様な意味を込められるので「シン」を使った製作者の方はなかなかの言葉の使い手だなと尊敬しております。
というわけで、ただ新しい場所に移ったというだけではなく、「少しは真面目に生きていかねば」「心を入れかえて」「信じてもらえるように」「進化して」「伸び代もまだ少しくらいはあるはずだし」「深みを出しながら」「読者のみなさまは神様です、のつもりで書かせていただきます。きっと、どう考えても有言不実行になりそうな感じが満々です。とにかくほぼほぼ仕事に関係ないことばかりを書くという、とんでもないコラムなので。
さて、「シン」をつけてリメイクしてほしい作品をひとつあげます。あくまで加藤の個人的嗜好です。それは「シン・巨人の星」。オリジナルは、主人公の星飛雄馬少年が、父の超厳しい指導の下、巨人に入団し、幾多のライバルたちとの死闘を繰り広げながらプロ野球の世界で大活躍する物語でありました。これが「シン」になりますと、虐待を疑われるような指導は当然NGですから、父は超やさしい設定。ちゃぶ台をひっくり返すなんてことはいっさいいたしません。家事も率先してやります。そして投打二刀流で大活躍し、巨人に入ったあとはメジャーリーグに行くというストーリーでどうでしょうか。完全に大谷翔平さんに寄ってしまっておりますが、巨人ファンの加藤としては「巨人」というタイトルに関しては変えたくございません。巨人、頑張ってくださいね。
社会福祉法人はるにれの里 理事長 加藤 潔