既存の施設や制度の枠組みでできないこと
・・・・でも必要とされているサービス
その透き間を埋める地域生活支援サービスをめざして
・・・・でも必要とされているサービス
その透き間を埋める地域生活支援サービスをめざして
ぽけっとでは、障がいのある方へのサポートを通じ、地域での暮らしをお手伝いする活動を行っています。具体的には、居宅介護、通院介助、行動援護、移動支援、有償運送サービスの他、制度ではできないサービスを私的契約での提供やショートステイなどの宿泊のサービスを提供しています。一緒にお手伝いしてくれる登録ヘルパーも募集中です。
私たちは平成12年年春から、突発的な事情や必要な時に気軽に日中ステイ、宿泊、送迎、派遣、外出付き添いなど、既存の制度や施設の枠組みではなかなか応えることのできない「透き間」を埋めるサービスの必要性を痛切に感じ、支援サービス事業を検討してきました。
平成12年12月にある相談を受け、必要にせまられて分場施設等の職員5名で地域生活支援事業としてパーソナルサポートセンター「ぽけっと」を結成し、自分達の休みを利用して交代で9日間、自閉症の方のサポートをはじめて行ないました。
このことが「ぽけっと」のスタートとなり、身近な通所利用者の方々を対象にサポートサービスを進め、外部サポーターもつのりながら進めてきました。
平成14年年4月からは専任スタッフを配置し、体制を新たにして独自事業を進めてきました。
平成15年4月からは支援費制度の導入により、指定障がい児者居宅事業(知的、児童身障)とこれまでの独自事業を平行して進めています。
「ぽけっと」が大事にしていること
- パーソナルサービス(1対1での対応)を基本とする
- サービスの受け入れにあたっては理由のいかんを問わない(理由を聞かない)
- サポートした内容はサポートシート等で必ず伝える
- サポートするご本人とその家族への支援を大切にする
- あくまでもご本人のとその家族のニーズに対してのサポートサービスであって指導・訓練的なことは行なわない
- サポートサービスだけでなく、利用される方の抱えている課題を親御さんと一緒に相談し解決の方向を考えていくことも大切にしていく
- 様々なニーズに合わせて利用される方々と一緒に、必要とされているサービスの内容を作り上げていく
これらのことです。これからも「ふしぎなぽけっと」「ドラえもんのぽけっと」のようにみんなに望まれるようなパーソナルサポートセンター「ぽけっと」を目指していきたいと考えています。