施設入所支援
ゆいの施設入所支援は、自閉症や周辺の発達障がいの人たちのための全寮制の専門学校のようなものとイメージしていただければよいと思います。ひとりの大人として自立し、自分の人生を歩みはじめる第一歩を応援します。
ユニットケア(少人数の生活単位で支援する方式)を基本とした少人数(6名・全室個室)での生活スタイルが特徴です。
利用定員 | 30名 |
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利用期間 | 3年をひとつの目安として |
特長
- 地域での自分らしい自立した生活をめざす、有期限有目的の施設です。
- 行動障がいの軽減と予防のための環境整備を行います。
- ご家族や関係機関と協働し、地域に戻るプランをつくり、そのプランに基づき支援します。
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■ゆい外観1
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■ゆい外観2
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■ゆい内部
※ユニットケアタイプの構造
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■デイルーム
※食堂としての使用も可
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■洗面所
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■浴室
環境要因やその他の何らかの理由により、日常的に高い頻度と強さをもつ行動上の問題を有するために、通常の療育や支援方法、教育的なかかわりでは容易にその行動の改善や低減を図ることが困難な人たちに対して、その障がいの特性や発達的状態像に応じて適切な支援環境を提供することによって、行動上の問題の改善や低減を図り、地域で可能な限り自立的な暮らしができることをめざします。行動障がいそのものに働きかけることよりも、その人の生活が少しでも豊かで質の高いものになるようにという視点で個別支援計画がつくられ支援が進められます。
そして、地域生活の実現をめざす個別のプランは、地域の暮らしに戻ったからといって終了ではありません。利用契約を終えた後もそれぞれの地域で安定した生活が送れるように引き継がれ、はるにれの里をはじめとして地域生活を支える関係機関との機能的な連携によりバックアップします。地域に戻る先は、基本的に在宅(実家)以外とし、ご本人の近い将来の生活の基盤となる「グループホーム」などいくつかの生活設計の中から、個別のニーズと意向評価に基づきご本人の希望を最優先し選択していきます。ご家族は、ゆい親和会による地域生活にかかわる勉強会やグループホームなどの見学会を通じて、具体的な準備をゆいと協働で進めていきます。